2017年9月12日火曜日

大腸検査と「手」

大腸検査は二度目。最初は約10年前。検査中も検査後も壮絶な痛みでありました。ことに、カメラが大腸の曲がり角に接触するたびにズキズキッ!とまあ、もんどり打ってなんともはや。

ところがその次(2016年)はじつに快調、快腸。そのわけは、看護師さんの「手」であります。

ま、たしかに挿入直後は、激痛ありありなんですが。


それを見て取った看護師さんが、
「ちょっとお腹をさわりますけど、いいですか」といって、手を添えると…


あ~らま、なんとした。違和感は残るものの、痛くないんである。
カメラが大腸の壁にぶつかりそうになると、看護師さんは、手で私のお腹の上からカメラを支えてくれるといいますか、誘導するといいますか。
手を添えることにより、カメラの重さで腸が伸ばされるのを防いでくれているらしい。
 
はは~ん、お腹の中をカメラが通るときのありようは、こんな感じなのかも。(下は想像図。)


つまり、痛みの解決策は、麻酔もいらない、機械もいらん、片手1本。これぞ「神の手」。
添える手加減に技があるのか。
それとも、だれの手でも添えれば楽になるのやら。せっかくだから自分でも試してみればよかったと後になって気がつく。あ~あ、もったいないことをしましたなあ。
ま、ともあれ、新発見ありありの大腸検査でありました。

なお、検査後から2時間ほどは腸壁がこすれたせいか、差し込むような下腹の痛みにおそわれ、待合室のソファーにもたれてヒーヒーせねばならんのは、今回も同じくでした。
今後は、こちらの症状もなにか明るい解決策がみつかるといいなあって思うんであります。
(記:2017.9.12) 


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